このページは良く質問される事をまとめたページです。備前炭炎焼について解らない事が有れば、このページを見て下さい。この他に疑問や質問など有れば、答えられる範囲で(制作上答えられない質問は勘弁して下さい)答えて行くので、”問い合わせ”のページに書き込んで下さい。
Q, なぜ青白く光っているのですか?
A, 炭の炭素成分が付着して青白く光っています。炭炎焼の特徴です。
Q, そら豆型銘々皿は型ものですか?
A, タタラ(板状に伸ばした土)で制作してます。型にあてて叩きだしたりはしていません。炭炎窯独自の作り方ですが技法はお答え出来ません。
Q, 釉薬(うわぐすり)とか使って焼いているのでしょ?
A, 使っていません。無釉焼締めです。備前焼と同じです。乾燥素地を炭で焼いています。(素焼もしません)
Q, 既製品の窯ですか?(灯油、ガス、電気)
A, 窯はオリジナルで自分で設計して作りました。
Q, 少し重く感じますが?
A, 炭炎窯は古備前(桃山時代)の良さを作り方から再現しようと活動しています。手回しろくろで作っていますので(ゆっくりな回転で土味を生かす)高さが有る物は若干重く感じるかも知れません。
Q, なんか観賞用に向かない花入だと思うのですが?
A, 上記でも答えていますが、古備前の味を探求していますので、観賞用と言うより”花を入れて花を活かす”を基本に作陶しています。余談ですが、初個展の時に元古美術商の方がお見えになり、『この花入は古備前だよ』と言って頂きました。